平成27 年7月1日より、
三叉神経痛に対するガンマナイフ治療に保険が適用されるようになりました。 患者様は、費用の面で心配が少なくなり、従来の開頭による外科的手術以外にもガンマナイフによる治療が選択肢として選べるようになりました。
保険が適用となるのは、「薬物治療で十分な効果が得られなかった三叉神経痛」についてです。 当院でのガンマナイフによる治療は一日で終了しますので、入院期間は原則的にわずか二泊三日で済みます。治療翌日から即、日常生活に復帰することも可能です。
三叉神経痛について
三叉神経痛は多くの場合、血管による三叉神経への圧迫により起こります。
主な症状は、 顔面の非常に強い痛みです。痛みの特徴は、顔を触った拍子に起こったり、食べたり噛んだりすると誘発される、つめたい水を飲むと痛みが走るなど様々な動作で誘発される強い痛みです。
日本では、男性10 万人あたり2.7 名〜 10.8 名、女性では5.0 名〜 20.2 名程度と女性に多い 疾患です。加齢による動脈硬化が主な原因とされ65
歳以上の高齢者に多い疾患と言われています。
治療方法には薬物療法、手術などがありますが、ガンマナイフでは神経が圧迫されている小さな部分に、狙いを絞ってガンマ線を照射することで、痛みの感覚を和らげることができます。
三叉神経痛のガンマナイフ治療については、下記のサイトにくわしい説明がありますので、ぜひご覧ください。
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医療法人治久会もみのき病院
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