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大きな転移性脳腫瘍に対する2回にわたるガンマナイフ治療の前方視的パイロット研究


Yomo S, Hayashi M, Nicholson C. A prospective pilot study of two-session Gamma Knife surgery for large metastatic brain tumors. J Neurooncol. 2012 Apr 29. [Epub ahead of print]  

 この前方視的研究の目的は、大きな転移性脳腫瘍に対する2回にわたるガンマナイフ放射線外科治療(GKS)のみの治療の有効性と限界を評価することである。  患者の選択基準は以下の通りであった。
(ⅰ)大きな転移性脳腫瘍の患者(テント上の領域で>15cm3またはテント下の領域で>10cm3)、および
(ⅱ)差し迫った脳ヘルニアの臨床症状をおこしていない腫瘍。

 27人の連続患者(男性18人と女性9人、年齢の範囲32歳から88歳、中央値65歳)の28病変がこの研究に含まれた。  放射線外科治療のプロトコールは次の通りである。すなわち、3-4週間の間隔で2回に分けて20〜30Gyを照射する。  

 局所の腫瘍制御率と全生存率はKaplan-Meier法によって計算された。初回GKS時の腫瘍体積の中央値は17.8cm3で2回目のGKS時は9.7cm3であった。経過観察期間の中央値は8.9ヶ月であった。局所制御率は6ヶ月で85%、12ヶ月で61%であった。GKS後の全生存率は6ヶ月で63%、12ヶ月で45%であった。1年神経死予防率は78%で維持された。平均KPSは初回GKS時の61[95%信頼区間(CI),57-71]から2回目のGKS時の80(95%CI,74-85)に改善され、最高の経過観察平均KPSは85(95%CI,78-91)であった(P<0.001)。
 
 開頭術が必要とされた局所腫瘍再発は2人で認められ、再GKSは3人で必要とされた。17人が死亡したが、その原因は次の通りである。3人は局所腫瘍増大、2人は髄膜癌腫症、12人は原発腫瘍の進行であった。病変周囲の遅発性症候性浮腫は1人で認められたが、保存的治療で最終的には改善した。
 
 大きな転移性脳腫瘍に対する2回にわたるGKSは、最小限の治療関連死亡率で、局所腫瘍制御と神経症状緩和の両面での効果的な治療であると思われる。
 
 これらのデータは、2回にたるGKSが重篤な併存疾患および/または高齢の患者に対して、大きな腫瘍の外科的切除に代わる治療法として使用することができることを示している。線量と分割方法についての最適な治療計画はまだ確立されてはいない。
 

上記の記事は高知ガンマナイフセンターが発行した「ガンマナイフ治療最新情報」に収録されています。

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